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「 こんな運命いかがですか ⑦ 」
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前回からだいぶ経ってます。
すみません。

【Rー18】

性的表現が苦手な方、18歳未満は閲覧注意してください。


※ カガ→アス傾向強めです。
ご注意下さい。


基地に鳴り響くサイレン…
これから待ち受ける運命への警告のようだった


2.『紅く燃えた国』




「鍵を掛けて誰が来ても開けるな!」

そう言ってアスランが部屋を出てからだいぶ時間が過ぎた。

カガリはシーツの中で目を開けずっと待っていた。
激しい雨の中鳴り響いたサイレンの音…

スパイでも入り込んだのだろうか…

一応、銃や武器の扱いは仕込まれている。自分を守るため、というよりは決められた主人を守るために…


ピッ――


ドアのロックの解除音にカガリはビクンと体を震わせた。
そして、ゆっくりと銃を向けた。



見慣れた赤服が見えてカガリは慌てて銃をおろす。
あろうことか主人に銃口を向けてしまった。


「ごめん、アスランッ」

ベットから出て急いで駆け寄る。
そしてアスランの顔が蒼白の表情だということに気づきハッとした。

「アスラン…?何があったんだ…」

「最悪だ… ルナマリアとメイリンが…脱走した…」
厳しい顔付きでアスランはゆっくり言葉をつむいだ。言いながら拳が震えている。

「脱走?!なんでっ?」

ルナマリアとメイリンは姉妹で優秀な軍人で、何度か会ったことのあるカガリも驚きを隠せない。

「理由は分からない。突然ザクで逃走したらしい…」

「それで…?」

「俺が行った時には…シンがザクを撃っていた… 止められなかった…」

「じゃあ、二人は・・・」

「・・・・。」


握りしめた拳をアスランは壁に叩きつけた。

「アスランっ!」

異様なアスランの雰囲気にカガリは思わず体を寄せる。

(震えてる…)

穏やかな表情しか見せたことのないアスランが、激しく動揺していることはカガリにもはっきりと分かる。

「俺は… 止められなかった、シンを…。撃ってしまった痛みを知っているのに… 分からないままやみくもに撃っても、何も変わらないのに…」

壁に体を預けアスランはずるずると床に座り込んだ。

カガリは事情がよく理解できないが、アスランがなぜか自責の念に捉えられていることは確かで…

崩れたアスランの体をそっと包みこむ。


「昔・・・ 戦場に突然現れた親友を俺は討った。キラは・・ 友達だったんだ、でも俺はキラを・・殺した・・・」

「アスラン…」

過去に友達を殺したというアスランの告白にカガリは驚いたが、アスランの悲壮な声が胸を打つ。
時おり見せる寂しそうな表情はそういう理由があったのだと初めて知る。

誰かと戦い、相手を撃つという経験はカガリには無い。

アスランの痛みを同じように感じられないのはとても歯がゆい。経験の無い自分は軽はずみな励ましができない。

それでも崩れたアスランをどうにか救ってあげたい・・・

そのために自分は造られたのだから・・・




カガリは座り込んで震えているアスランから体を離すと、目を瞑って顔を近づけた。

そのまま静かに唇を落とした。

「・・おまえが苦しんでいるのは、いやだ・・ わたし、こんなことしかできないけど・・」

軍服の襟をぷちっと外すとカガリはアスランの首筋に唇を寄せた。

「カガッ・・やめ・・」

生温かい舌がアスランの肌を這っていく。カガリは必死に舐めながら、手を動かして軍服を少しずつはだけさせていった。
薄いインナーの上から手を這わせて突起物を探し当てる。

「うっ・・・・」

カガリの指が触れるだけでも体の奥で熱が生まれてしまうというのに、首筋に宛てられた舌の感触と、二つの突起をいじられる刺激にアスランはたまらず声を上げた。

下半身が熱くなり、血流が集まって快感を求めてくる。
これ以上刺激を与えられたら抑えがきかなくなりそうだった。

そんなアスランの状態にまったく気づかないカガリは胸に宛てた手を降下させた。

服の上からでも分かる熱く大きくなった存在に胸を高鳴らせた。
愛おしそうに上からゆっくりと手を宛がう。すりすりとさすると一層大きさが増した。

「カガリッ・・だめだ・・」

少し息を乱したアスランの声。自分の愛撫で確かに感じてくれてるのが分かりカガリはアスランの制止を聞かずに宛がう手に更に力を込めた。

「うぁっ・・・」

「アスラン、気持ちいいか・・?」

そう言って下から見上げるカガリの顔は妖艶に見えた。
少し金糸の髪がかかった瞳は潤んでいて、口唇が誘うようにぷるんと震えた。

アスランの中で何かがはじけた。
焦らすように服の上から雄を刺激するカガリの手を掴んで自分の方に引き寄せた。

突然強引に引っ張られ、カガリはそのままアスランに体を預けた。

アスランはカガリの着ていたタンクトップをめくると張りのある乳房に吸い付いた。
そして背中から短パンの中に手を滑り込ませた。

「はうんっ!ぁんっ!」

刺激を受けてカガリは思わず声を上げた。
胸からも下半身からもびりびりと強い刺激を与えられる。

何度か体を重ねたカガリの体はアスランの愛撫にすぐに反応する。

「カガリ・・すごい・・」

指にまとわりつく蜜に驚いてアスランが驚く。

「はぁっ・・だ・・って・・アスランに触られるとうれしくて・・・んふっ・・」

カガリの言葉にずくんと大きく雄が脈打った。
アスランもまたカガリの体を知ってから従順に反応を見せるようになった。

こんな非常時でさえも貪欲にカガリを求め始めて・・・







**********




基地の通路でおろおろとしているステラを見つけレイは声を掛けた。

「ステラ、どうしたんだ」

「シン・・いない・・どこいったの・・・」

脱走した2人を追い詰めたのはレイとシンだった。
基地に戻ってくるなり、シンはどこかに姿を消している。

そのため上官への報告を今しがたレイは1人で済ませてきた。

ルナマリアとメイリンが乗ったザクに手を下したのはシンだった。
シンはザクに誰が乗っていたか聞かされてなかったから・・・

「俺はこれから議長の所へ行かなければならない。ステラ、早くシンを探すんだ・・・」

そして癒してやれ・・と、レイは静かに言った。





 
つづく。。。









一ヶ月以上放置してしまったこのお話・・・

覚えている人がいるのか心配ですが。。。


相変わらずカガアスですねん♪ 
カガリの攻めに耐えられなくなって手をだしちゃうアスランが好きっ

脱走したのはルナとメイリン。
なんかとんでもない展開だな・・・・


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キーワード:カガアスー!!

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